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飛鳥のいう「あいつら」とは小学生の時自分をハメた女子生徒らだ。
彼女たちは賢かった分性格はねじ曲がっていた。
実は飛鳥の盗癖がついたのは彼女らのせいだと言っても過言ではない。

ちょっとした慢心だった。
でもただ友達になりたかっただけだ。

しかし彼女たちはそう思ってはいなかったようだ。
彼女達にとって私は友達でも何でもなかった。
ただ利用するだけの操り人形に過ぎなかったの。

そして地に堕ちた私を見て嘲笑った。
そんな彼女たちは何食わぬ顔で進学校の生徒として地位を確立している。
一方で私は親からも見放されて自立支援施設にいる。
もうこれで縁は切れる。
そう思っていたのに。


「きいちゃん。ごめん」
「ううん。あっしゅんは何も悪くないよ」
「それで見返りは何て…?」

飛鳥は分かっていた。
奴らはこういうのを送ってくるのは何かをしろというメッセージだ。

どうするか。
でも乗らなければ何をするか分からない。
私がどうなろうが構わないがきいちゃんを犠牲にするわけにはいかない。

だってさ。
私が人生で初めて「親友」と呼べる相手だもん。
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