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29

翌朝。

「先生。どうかしたんです?」
「え?」

小百合ちゃんに言われた俺は正気に戻る。
どうやらぼーっとしていたようだ。

無理もない。
飛鳥のこともあれば昨日のあの修道女が余計だ。
くそっ。今日は大事な日なのに。



「おはようございます」
そこに現れたのは保護観察官の中田だった。

「あら。中田どうしたのよ。こんなに朝早く」
園長が不思議そうに見つめる。

「いえ。昨夜飛鳥の件で警察に話すことがあるとこちらの方から連絡がありましたので…」
「あらアンタ。私、何も聞いてないわよ」

園長が不機嫌そうに俺を見る。
俺は立ちあがり園長のところへ向かう。

「園長。午前中少し北野をお借りします。そして飛鳥も連れて帰りますよ」
「ちょっとアンタ何言ってんのよ」
「詳細は戻ってからお話しします。夕方には頭を下げた役人たちが園長に頭を下げに来るでしょう。では…」
「ちょっ一体どういうことなのよ!説明しなさいよ!」
興奮する理事長を尻目に俺は食堂を後にした。








「いい。作戦通りにいくからね」
「うん。じゃあ早速キー抜いてくる」
「じゃあ私は車を用意してくるね」
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