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24

翌日。


俺が肯定の雑草をむしっていると一台の黒いクラウンが入ってきた。
玄関の前で止まり降りて来たのは村上、桜井、若月の3人だ。
相変わらず歩き方も表情も完全に上から目線で国家権力を振りまいている感じだ。

俺はこっそり校舎のところの雑草をむしり、聞こえるところまで歩み寄った。


「何やねん。話あるゆうからわざわざ朝っぱらからこんな山ん中まで来たんや。大したことなかったら覚悟しとけよ」
相変わらず憎たらしい関西弁だ。
そんな彼も警察署では上司の前では180度態度が違うのだろう。
大概こういうところで上から発言する奴はそういうのが多い。


「私が全部やった」
聞こえてきたのは飛鳥の声だ。
全部やったとはどういうことだ。

俺は木の隙間から部屋を覗きこむ。
相談室にいたのは園長、橋本、飛鳥それに刑事3人だ。


「おいお前誰かを庇ってるんちゃうやろな?」
「はぁ?私が誰かを庇うような人間に見える?」
「せやけど何で昨日言わへんかったんや」
「もうどうでもいいじゃん。早く警察でも鑑別所でも連れてってよ」

おいおい。
一体どうしたらいいんだ。
何故飛鳥は自分だけ罪を被ろうとしているのか。

状況が全く分からないなか俺はただ傍観していた。
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